スランプ脱出・手帳の効用
手帳は、書くという行為を前提とします。

手帳がスケジュール帳であって、受動的に入ってくる予定を漫然と記入するものという機能に限定するのであれば、

書くということも、あまり重要ではなく、どんな手帳でも、またPDAといわれる電子手帳でも構いません。

しかし、手帳の定義に書きましたように、手帳はライフツールとして欠くことのできないものです。

そのためには様々なことを書かなければなりません。

アイデア、備忘、予定、しなければならない事、欲しいもの、食べたいこと、行きたいところ、そう思った瞬間に書かないと、後で忘れてしまいます。

書かなかったことによって悔しい思い、あるいは失敗したことが何度あったことでしょうか。

書くということはそれだけ、重要なことなわけです。

ただ、書くという行為は、精神的なものを反映し、書こうとおもっても、その気にならないという状態の時もあるのです。

書くという行為には意思が必要で、その意思を阻む理由には、精神的バリアと物理的バリア、

その両者があり、物理的バリアが精神的なバリアにも関係していることもあるため、

まず、物理的バリアを排除する、つまり、いつでも直ぐに書ける、書きやすい状態にする。

携帯性、取り出しやすさ、開きやすさ、など、それは、手帳の構造、ペン、紙質、またリフィールの順序などに

反映されます。

電子手帳も手帳と言われるように、手のひらサイズのもので利用方法としては、紙の手帳とおなじような機能をもち、

紙の手帳に取って代わるかのような風潮もありましたが、私はこのPDAと手帳は別物と考えており、

紙手帳の全ての機能を電子手帳におきかえることは不可能であると思っております。

それは、書きやすさという点、検索性という点、カスタマイズという点、またいい加減さをどれだけ容認してくれるか
という点においてです。

スイッチを押してからのレスポンスが、1秒でもかかると書く気が失せる。

また手書き、という機能が電子手帳にもありますが、いい加減さを容認してくれると言う点においては

一歩紙手帳に近づきましたが、書ける量、書いている時の質感、これらは、まだまだ、紙手帳に比べ、書こうという意欲をそぐものです。

電子手帳に自分を合わせなければなりません。

私がお勧めする手帳の条件の基本は書くための精神的バリア、物理的バリアをいかになくすかです。

書くということを阻むことは手帳だけの理由ではなく、やる気にも影響されることがあるようです。

仕事上の意欲も減退している時ほど、手帳に書くということが少ないように思われます。

手帳を見返してみると、意欲が減退している時ほど空欄が目立ちます。

やる気が減退する要因はいろいろあると思います。

書かないということは、手帳を見ない、開かない時でもあり、繰る回数が減れば、先のことを考える、

手帳に書かれた様々なことをつなぎ合わせ、今後の方針をたてる、するべきこと、した事のチェックをしていく。

次々と課題を達成していく様をチェックされた手帳を見ることにより、次ぎにやるべき事、そしてやった事への達成感を視覚で確認できることになります。

書かないということは、それらも出来なくなってしまい、さらに書かなくなり悪循環となってしまい。やる気復活の糸口が
途切れてしまいます。

スランプという言葉があり、やる気が失せる時期が人間あるものです。しかし、そういう時でも最低限書くということができる

そのためにも、手帳は身近に、そして使いやすい環境にしておきたいと思います。

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