手帳の定義
失敗しない手帳選び
手帳の選び方 前編
手帳の選び方 後編
メモと手帳(ストレス解消の救世主、ポストイットと手帳のコラボレーション
メモする言葉
言葉のブレークダウン(要素分解)
優先順位

1 手帳の定義

手帳を語る上でまず、手帳とは何か、手帳の定義を明確にしなければなりません。

手帳は多くの人が利用している割には、その明確な定義、使用方法に言及したものの著述は
少ないです。

(これを記入しました2002年時点では少なかったですが、2005年時点では結構出てまいりました。)

手帳は活用しだいで、大きな効果を得られるということを知らない方が多いからなのでしょうか?

ビジネス上メモをとる事の重要性は指導されますが、手帳の利用方法に対する指導というものはあまり聞きません。

手帳というものはパーソナルなものであって、使い方その他も個人に委ねられているからであると思います。

委ねられているというのは、放置されている、効果のある道具として認知さされていないということの証左であるとも言えると思います。

手帳というと、ハードウェアとしての手帳を思い浮かべます。懐かしくは学生手帳、警察手帳、主婦の手帳、よく見るとどれも属性を表すもの

として手帳が使われています。ビジネスであれば、ビジネス手帳、これはビジネスにとって有効であると思われるデーターが巻末に載っている、

どれだけ有効かどうかは疑問ですが、それでビジネス手帳としています。これらは書くことよりも、小さなデーターバンクとしての意味合い、

あるいは、属性を表す証明書としての意味としてあるものです。

スケジュールや、メモ欄はそれらに従属するものであって、主ではありません。

証明書としての手帳は使われる事を前提としていませんので、使うことを前提としたソフトウェアの部分が欠落し、当然使用方法など

はわかるすべもありません。さらに前記のように特別な指導を受けることがないものですから、さらに状況は混乱してきます。

それだけ、個人の手帳に対するイメージが多様化していることを前提とすると、何をもって手帳とするのかということを

初めに定義づけなければ述べる事も空回りしかねないと思われるからです。

ビジネス上のメモ帳、スケジュール帳、電話帳、の機能だけで十分と、手帳を捉えている方にとっては、

私のお話は意味の無い物かもしれません。

しかし、 ビジネスシーンはあくまで生活の一部であり、また、生活は人生の一部です。

ある時職場で、帰宅した知人の机の上に、一冊の手帳が置いてありました。

彼が手帳を持ち帰るのを忘れたのかと思っておりましたが、

聞いてみると、彼は手帳を会社に置いて帰るのだそうです。

彼にとっての手帳は、あくまでビジネス上のものだけであって、会社を一歩出た時から必要なものではないらしいです。

この人は特別な例かもしれませんが、オフの時に、ビジネスのアイデアが、

また、オンの時に、家族のこと、恋人のことを考えることは、人間ですから、

オン、オフと体は分けることができても、頭の中身は切り分けることはできません。

以前、私はオンと、オフの手帳を分けて、2冊持つ、ということをしたことがありますが、

これがやたら使いづらくやめてしまいました。

情報を一元的に管理するためには、1冊に情報を集約させることの重要性を感じました。

手帳は、生活をクリエイトし、生ききるために必要な、情報一元化ツールである。

と思います。

生活と手帳は切っても切れない関係から、私は手帳をオン、オフいつでも携帯します。

ですから、装飾性もオンの時だけを想定したモノでは不十分なのです。

手帳はその生活をコントロールし、人生をより有意義にする重要なツールの一つになると思います。

そういうツールとして手帳を定義づけるのであれば、どんな手帳を選べば良いのか、また、どんな機能が要求されるのか、

どのような使い方をしたらよいのかそれを次項以降から見ていきたいと思います。



2 失敗しない手帳選び

失敗』ということですが、ここでいう失敗とはどういうことかといいますと、手帳を「書かなくなる、見なくなる、持たなくなる」、

順序は前後しますが、手帳の機能を果たさなくなる。という意味の失敗です。

持っているだけで十分、という方もいらっしゃるかとは思いますが、そういうニーズに応えるための手帳と、重要なライフパートナーあると

位置付け、いつも持ち、書き、見ることのできる手帳を選ぶ方法は同じではありません。

まず、市販の手帳は万人向けではないのです。職種、業種、役職、などによって、手帳も様々であるわけです。

その中から、自分にあった手帳を選ぶ基準は何か、大きく分けると三つの側面からとらえることができると思います。

物理的側面、運用の側面、情緒性の三つです。

物理的な側面とは、半年も使わずに壊れたり、破れたり、汚れが目立ちやすい材質であるとか、

日々の使用に耐えうる為の手帳として、ハードとしての最低限の機能です。

また、手帳を肌身離さず持つ、という手帳の第一条件の携帯性を考えると、自然と大きさ、厚さ、などが決まります

携帯性を重視し、薄く、小さくでは、書きにくい、など別の弊害があるので、そういう点も考慮します。

どんな時に、どうやって使うのか、によって決まるでしょう。

運用の側面の、手帳の内容はいかがでしょう。一般的にはイヤープランニング、マンスリー、ウイークリー、デイリー、

TO DO リスト、メモ、住所録などが収められています。

手帳の機能をどのようにオーガナイズするかにかかっています。

あらかじめ装備された内容は、貴方にとっては絶対ではなく、必要、不必要なもの、また使いにくい,などけっこうあるはずです。

市販手帳に、最初から備わる機能は絶対的ではなく、あくまで最大公約数的なものである、と割り切ることです。

最後の情緒性、これは使い勝手と、装飾性に分けられます。使い勝手は物理的側面の部分でもあるのですが、心地よさに繋がるため

個人差があるので情緒性にも入ると思います。手触りなどの質感です。

装飾の部分、手帳はいつも携帯するものですから、見た目、また、衣服などとの色のバランスはいかがでしょうか?

そんなこと考えたこともない。持ってれば良いという方にとっては、装飾性なんて考えはることはないかもしれません。

しかし、、ここがシャレmonoかどうかの境目といえるのではないでしょうか。

私は、オンとオフ、その日の格好で手帳を換える、なんてこともやっています。何もそこまで、

と思われる方はいらっしゃるでしょう、

また、オフには手帳などもたない。という方もいらっしゃるでしょう。しかし、手帳の位置付けによって変わってきます。

手帳も男の小物として、財布や、鞄と期待する機能は別ですが、装飾性に対する考え方は一緒です。全体とのバランスを考えれば、

ファッションにより手帳を変更するなんていうこともあり、だと思います。

機能とは全く関係ない部分、情緒性であるが所以です。でも、そこまでこだわってみるのはどうでしょうか?


手帳の種類

 手帳には大きく分けて、リフィールといわれる補充用の中身が、差し替えができるタイプと、

冊子になったタイプがあります。前者は一般的にはシステム手帳、あるいは、オーガナイザーとも呼ばれます。

この形態も手帳をどう定義づけるかに影響されるものであると思います。

手帳を前向きに、自分に合ったライフパートナーに変えていくためには、物理的側面、運用の側面、情緒性三つに分けて考えることのできる、

自由度の高いシステム手帳をお勧めします。

三つの側面も相互に関係し合う部分でもりありますので一つの側面だけで決める事はできません。

まず、情緒性から入り、常にもっていたくなる、感性に訴える手帳のガワを選択し、内容は各社のリフィールを選択すればよいのです。

もし、自分に合ったものがなければ自分で作ることもできます。
 
手帳にあらかじめついているリフィールが、使うことがないとしても、装飾性を優先すべきです。

いつも持ちたくなる、触っていたくなる、ハードウェアとしての手帳を用意すべきでしょう。

何と無く、手帳売り場にラッシュしていた方、お店に行く前にもう一度再考してみてはいかがでしょう。

具体的に 3以降で選択のポイントをお伝えします。



3 システム手帳の選び方

バインダー(手帳の外側)の素材  

●皮革を選ぶ

中には合成皮革やビニールのものもありますが、使用しているうちに合成素材はみすぼらしくなってくるため,

自然素材を選ぶことをおすすめします。使用することによって馴染む感覚も皮革ならではのものです。

また、手帳はビジネス上、人目につくという点においては最たるものではないでしょうか、みすぼらしい手帳を

もっているだけでその人となりが表れてしまう物です。

しっかりした手帳をもっていると安心感を相手に与えるものです。


●皮革の種類、加工、縫製

手帳に適した皮革はこれだ!一刀両断に述べたいところですが、好みと言う部分が大きく難しいところです。

牛(カーフ、キップ、ステア)、馬、羊、鹿、爬虫類などの皮革の種類、なめし方法、加工方法など、組み合わせによって

何百種類の皮革製品が生まれます。手帳もその例に漏れず、色々な皮革を利用したものがあります。

皮革、加工法などを説明のないものは論外ですが、表示されていても 

本来堅いとされている皮革でも 加工技術の進歩により、手触りの良い、柔らかい皮革に変化させているものもありますので、

それらの説明の意味が手帳に使われる、必然性とは別のものです。

また、長持ち、味わいのある、これらの言葉は良く書かれている言葉ですが、長持ちというのはどのくらい、味わい

とは、どんな、詳しくは書いてありませんし、書くことは難しいでしょう。

このように、書いてある説明でさえも 選択する手がかりになるとは思えません。

さらに、皮革の難しいのは、販売している新品時点での良し悪しの差異の判別が難しく、5000円の皮革と15000円の皮革の差異を

感じることも困難であると思われます。販売時点の状態がずっと続くわけではなく、

月日とともに 皮革の状態も変わってしまうものも見られます。

つまり、店頭にあるものを触って良し悪しを判断することもできないといってもいいかもしれません。

ではどうやって選べば良いのでしょうか?

フィーリング、無責任ですが、そうとしか言いようがありません。

大きく分けてソフトな手触りなものか、硬質なものか、好みは二つに分かれると思いますが、

皮革で言えば、柔らかめ(牛のカーフ、キップ) 羊(ラム) 山羊、鹿など固め   (牛のステア、ショルダ部) 馬(コードバン)などです。

良悪ではなく、好嫌いの部分です。どれが駄目かということは一概には言えません。

価格は判断材料の一つです。皮革製品は値段の高低の最大の要因は皮革の質と言っても良いでしょう。

同じような質感でも迷ったら高い方を選ぶべきであると思います。

なぜなら、皮革の質はは使っているとどうなるかに一番表れるからです。初めは同じような質感でも使っているうちに

元の皮革の質を露呈されます。

持つ満足感、使う満足感の得られるものである必要が大です。情緒性を重んじる部分です。

いつも手にしていたいというのは、いつでも書ける状態にすることになるわけですから。

やぶれたり、切れたりは余程粗悪なものを買わなければ、差は2年、3年ではでてきません。

○ 気に入らなければさっさと交換

買った時点の状態と、使用しているときの変化によって、飽きること、さらには交換に繋がるのですが、

システム手帳であれば、中身はそのままに外側を変更ができますので冊子手帳のように、側が気に入らないのに、

中身がl交換できずいやいや使用する必要はありません。

重要なのは、使用していて気に入らなければさっさと換えることもお奨めします。気に入らないものをもっていると

持たなくなり、書かなくなってしまいます。

これは側選びに失敗したのではなく、仕方のないことであると思います。合わなくても、1年に一度買うものが手帳ではありません。

以前、途中で飽きてしまった物も数年たって、改めて使用するとこれが非常に良いものであると気付いたこともありますので、

ベストな皮革を選ぶことに時間をかけるのであれば、色々使ってみることが必要であり、自分に合った皮革というものが

そうしているうちに見つかっていくと思われます。

購入時点から100%自分にあったモノを選ぶのは無理であり、自分にあった手帳探しというのも伴侶を得る上での一つの過程であると

思います。

○ 手入の必要性

気に入った素材が見つかっても前述のように、使用していると購入時の質感と変化してくるものもあります。

しかし、その変化は汚れであるものと、皮革の変化との違いを認識するべきです。

手帳は他の小物にもまして手にするものですから、汚れやすく、どんなも良いものでもほうっておけば汚くなってしまいます。

定期的なクリーンアップが必要です。皮革にあった手入方法でメインテナンスしてあげることにより、さらに味、艶が増すもの

手をかけることによりさらに身近に感じることができ、モノとのいい関係が築けると思います。

モノの良し悪しを判断するには手入というのが重要な判断になり、いい物は手入に応えてくれますが、悪い物は

手入をしても変わりません。


バインダーの構造

● リングについて

システム手帳にも、リング式バインダーの物と、メモ、予定、などが別の冊子に

なっていて自分で好みのものをはさみこむ二つのタイプがあります。

リフィールをリングではさむか、あるいは好みの冊子を選ぶか、両者共に、自分の好みを選択する

と言う点において「システム」である所以ですが、より自由度の高いシステムを構築するのであればリング式をお奨めします。

リング式の最大のメリットは記入したものの移動ができるということです。冊子タイプになっていますと、書いた内容を見返すのに

始終繰らなければならず、不便です。この点は運用面からの選択です。

○ 種類

リング式の中には リングの径と、リングの数、リングの位置、などの種類があります。

種類の違いがリフィールや、外側のバインダーを決めてしまう為、各社横断的に検討する事を後々考えれば、

リフィールやバインダーの一番充実しているタイプのリングを選ぶことをおすすめします。

リングは開け閉めする時に、「パチン」という感じのものを選びます。

中にはグニャっとした感じがするものがありますが、リングの素材がお粗末なものでしょう。

また、リングの合わせ目がづれているのもあります、こういうものは、リフィール用紙をめくる時に噛み、スムーズに

ページを繰る事ができません。リングの確認は重要です。

リングそのものに着色してあるタイプをたまに見かけます。これは同じくページを繰るときにすべりが悪く

避けたほうが良いかもしれません。

品質で有名なのはドイツのクラウゼ社のものです。

○ リングの大きさ

これはバインダーの厚さにも繋がりますのでその項を参照ください。

○ リングとバインダーの干渉 

バインダーを閉じた時にリングが皮革にあたる部分、ここに当て皮をしてないものは、

表面にリングの形状が浮き出てくる可能性があるので避けましょう。機能的にどうこう言う部分ではないのですが、

リングが表面に浮き出た様はカッコよいものではありません。


● ペン挿し

まず、あるのかということです。手帳とペンはいつも一緒、これは絶対だと思います。手帳があっても筆記具なし。

という状況ではせっかく思いついたグッドアイデアも逃がしかねません。

ペンさしがないのもまれにありますので要注意。

ペンさしの数は理想を言えば、二つです。私の場合はシャープペンシルと、 ボールペンを使い分けますので、二つのペン刺しが理想です。

ペンさしのついていないものでも、どうしてもそのバインダー皮革が気に入ったのであれば、

ペンさしリフィールが別に販売しているのでそれを装着するとよいでしょう。

(多くはビニール製の安っぽいもののため、折角いい手帳を買っても雰囲気をだいなしにする可能性がありますが)

次に位置と大きさ、自分の書きやすい、気に入った筆記具が収めることができるでしょうか、

中には中央部にペンさしがついているため、ペンを普通にさすと、手帳からはみだしてしまうなどのように、

おさまりの悪い状態になってしいます。

大きさはペンが入らないなどということもある可能性がありますので、

いつも書きなれたペンの直径などを知っておく事が必要です。

挿して直ぐ抜けてしまう物はペンを落とす可能性があります。また、入れたり出したりが困難なもの、これは使用するときにストレスになり、

使用することが億劫になってしまうため避けたほうがよいでしょう。

ペンさしの質、

良いバインダーはしっかりとしたペンさしです。逆にいえばペンさしの悪いバインダーは全体の質も悪い物です。

使用しているうちに、破れたり、ゆるくなったりする可能性がありますので要チェックです。

●  ポケットについて

通常はポケットが裏面についていますが、カード収納を沢山できることをうたったものは、

色々収納できて一見便利そうですが、このカードは名刺などのビジネスカードではなく、多くはクレジットカードや、

キャッシュカードサイズであり、それらのカードを手帳に収納すると、財布や他のカードケースとの

棲み分けができなくなり、使用上の混乱の原因になります。

カードケースなど収納スペースはなければないほうが良く、同じように、ジッパー付収納、ポケットなど

一見有効そうに見える装備も、財布などの機能を付加させると他の小物との棲み分けが複雑になり、

使用上混乱をきたすことがあります。多機能はは煩雑さを生むということでしょう。

ポケットは両面に一時退避的な最小のもので十分であると思われます。

手帳は書くという機能を最低限満たすものであれば十分であると思います。


● ベルト について

バインダーを開かないようにする為のものですが、
自分の好みから言えば、ない、方が良いです。なぜなら、直ぐに開く事ができるからです。

しかし、多くは携帯時挟み込んでいた物をおとしたりしますので、ある、ことは仕方ないでしょう。

ボタン留め、マジックテープ、マグネット、革のベルトに通すタイプ、などありますが、

ボタン留め、マジックテープなどは頻繁な開け閉めにて、壊れる可能性があります

革のベルトに通すタイプをお勧めします。このタイプのメリットは手帳の厚みによって調整可能である

ということです。ボタンタイプなどは厚いと締まらず、薄いとベルトが余り、中途半端なものもあります。

(場所にあわせ二つボタンをつけたものもありますが)

これらも使用頻度にもよりますので一概には言えない部分ではありますが。




ジッパータイプのもの、チャックのものもありますが、チャックの開け閉めが、

ちょっとメモしようという、意欲をそぐことがあるのです。細かいですがこの点は重要で、
手帳を書くという意欲をそぐ要因は、

一切排除しなければなりません。


ただ、バッグを携帯しているように見えるため、これ見よがしに手帳を持っているというのがいやな方には良いかもしれませんが。

 
 手の脂、汚れなどが付着しやすい、目立ちやすい明るい色の皮革は避けたほうが良いと思います。

ただ、ヌメ皮のように、時間とともに、味へと変化する皮革もありますし、汚れもまた勲章、

と考える御仁においては、それもまた一考ですので構わないとおもいます。

靴とベルトの色は同じにしたほうが良いように、茶系の服を着ているときに、黒の手帳というのは私は気になってしまうので、

どちらにも対応できるカラー、グリーン系や、ブルー系、ワインカラー、こげ茶色の選択なんかは良いと思います。

ビジネスの利用が多い方にはやはり黒が無難です。

 大きさ
手帳のサイズには色々あります。好みにもよりますが、私はバイブルサイズをお勧めします。

人によってはスーツのポケットにはいらない、などのご意見もありますが、スーツには手帳以外にも

財布やら名刺などを収めることもあり、どうせ持つことになるなら、手にもって歩いても様になるサイズだと思います。

リフィールペーパーも各社からでていますので、選択の自由度が高い思われます。

記入することを考えると、ストレスを感じないで書くことのできる、最小サイズではなないかなとおもっています。

ミニサイズの手帳はメモだけであれば、そのサイズでもよいですが、

他に利用することを考えると、どうしても書きにくく、またサイズが小さい分、厚くなりがちです。

携帯ということを考えれば、ミニサイズにもメリットはあります。

併用をお勧めします。

他に幅の薄いナローサイズというものもありますが、これは上下はバイブルサイズと同じで幅がせまくなったものです。

スーツにいれることができる、という売り込み文句ですが、通常のバイブルサイズのリフィールをそのまま使えませんので

一考の余地有りです。

○ リフィールと外側の大きさのバランス、

同じバイブルサイズでもリフィールと殆ど同寸に近いものから、リフィールより、天地何センチか大きい物があります。

ここは要チェックポイントで、あまり小さすぎると 仕切りなどのインデックスをつけたときに外にはみ出してしまう事があります。

あるいは、ペン挿しなどに干渉してしまい非常に窮屈な感じになってしまうためです。

また大きすぎるものはリフィールの保護という点からは良いのですが、 ページを繰りにくいということもあります。

システム手帳を利用されている方はいつも入れているワンセットを試しにはさんでみるのもいいかもしれません。
(泥棒とまちがえられないように)


A5版の大きなシステム手帳もありますが、あれは手帳ではなく、あくまで机上での利用を前提とした、

マネジメントツールであると思います。

いつも携帯しどこでも、記入という気軽さがありません。私も同寸のものを利用してはいますが、

あくまでデーターベースとしての位置付けで持ち歩くことはあまりないです。


厚さ

リング径の選択にも繋がってきますが、どんなリフィールをどれくらい収納させるかにより、決まります。

薄くなるに従って、リングが貧弱になり、耐久性を考えると直径10mm以上のものを選ぶことをお奨めします。

分厚い手帳はかっこ悪いという話を聞きますが、手帳を行動予定確認の道具だけとするのであれば、スマートになりますし

リング式のものでなくても問題がないと思われます。

しかし、手帳の定義づけにによっては挟み込むリフィールの量は増えてまいります

一寸した企画案、思いついた事、などの文章を書くためにはある程度の厚さは必要であると思われます。

書いた文章を空いた時間などに繰っている時に更なる別の発想が浮かんでくる事もあり、その時に書くスペースを必要とするからです。

レポートパッドを持ち歩く感覚に近いかもしれません。

ただし、闇雲に書き連ねていったのでは、脹らむばかりですので、書いたもののメンテナンスは必要です。

その時に書いた内容をストックする場所を設け、常に新しいリフィールを携帯する手帳に補充しておく、こういうことができるのも

バインダー式手帳のメリットです。



システム手帳の選び方 後編           

多機能について

多機能と便利とは違います。財布と手帳、携帯電話の収納スペースを設けたものなど、

色々な機能を合体させた手帳もあります。しかし、万能というのは余計な機能を背負うことにもなり、

通常の収めているリフィールに別のものが付加されるわけですから、重くなり、もつのが億劫になってしまうのです。

一時期私も究極のグッズだと、飛びついたのですが、お金やカード、手帳を納めたそれは、

ズシッと持つ手に感じました。持っていることさえもいやになってしまいます。

財布を必要とするシーン、手帳を必要とするシーンを考えた場合、財布は点ですが、手帳は線です。

支払、カード利用という財布の必要とされる点の為に、線である手帳の使用シーンに、余計な機能を背負い込むことによって影響を与える事は

問題であると思います。


値段による判断

手帳のサイズにもよりますが、皮革の項でも述べましたように、値段はほぼ皮革の質と言っても良いでしょう。

10000円以下の手帳はどれも代わり映えがしません。皮革の良さの特性を知るためには最低1万2000円以上のものを購入すべきであると
思います。
よいモノと好き、嫌いは別ですので、まずよいモノを選び、次に好きか嫌いかを判断するためには12000円以上の投資は必要であると

思います。いい皮革は時間と友に味がでます。

さらに 長く使うと思うのであれば20000円以上のものを選ぶ事をお奨めします。

2年経つと離せなくなるでしょう。


ブランドの手帳

ここで言うブランドとは、ファッションブランドを指しますが、そういったメーカーも一部手帳を出しています。

ブランドロゴの前面にでたこれらの製品は、手帳に限らず、「飽きる」可能性がります。また、流行により陳腐化してしまう

可能性があり、持つことをはばかれることになります。

その時々の手帳に変えていくというのも一つですが、長く使用するつもりであれば避けたほうがよいと思います。

また、ビジネスでの使用を考えると、ブランドが前面に出たものは避けるべきと思います。

さらに、一部の皮革メーカーのブランドなどを除いて、皮革が専門ではなく、皮革専門メーカーの出している

同価格のものよりも、クオリティの割りに、高いものになっています。

ブランド物は値段による判断ができない物が多く、特に皮革製品はブランドに払う料金であれば

その分、皮革専門メーカーの出したハイグレードのものを購入するほうがずっと良いと思われます。


手帳を選ぶのであれば、皮革専門メーカーの作ったもの、あるいは手帳専門の会社のものが良いでしょう。


リフィール

●リフィールのことですが、前述しましたように、リフィールは最初から付いているものに期待はしてはいけません。

自分に合わなくて当たり前、私もメモ用紙以外は全て使用することのないものもありました。

中身、リフィールの出来不出来を選択の基準にしてはいけません。

リフィールは後から、何でも補充が利くのです。

今では、バインダーだけの販売もするようにもなったので、初めから付いてくるリフィールを無駄にはすることはなくなりましたが、

以前は外見が欲しくて購入するのに、余計なリフィールまで付いてきてしまうということがほとんどでした。

リフィールはその手帳のバインダーと切り離して考えた方が良いでしょう。

バインダーはA社、リフィールはB社ということも有りです。

冊子手帳の場合には中身が良くても側が悪い、あるいはその逆ということもあり、システム手帳では組み合わせが自由ですので

こういう点もメリットの一つです。


複数もつということ

複数もつというのは同時にということではなくて、外側のバインダー部分を二つ以上持つということです。

装飾性から黒系、茶系とを持っていれば、ファッションにも対応できますし、

バインダーの損傷を抑えることができます。

靴も同じ靴をずっと履いていると痛みが激しくなるように定期的に交換などをすればもちはグッと長くなります。

さらに、気分転換にもなります。


 
5 メモと手帳   
(ストレス開放の救世主 ポストイットと手帳のコラボレーション)  
        

さて、メモです、皆さんメモはどうしてますか? なんて、間の抜けた質問ですが、

手帳におけるメモの役割は大きなものがあります。手帳が携帯を前提としているのは

このメモのため、といっても過言ではないでしょう。

では、メモとは何でしょうか?

大体、気づいたこと、しなければならないこと、相手に伝えること、気に入った店について、ちょっと気になるCD

いずれにせよ、記録するということですが、それをどこに書くのか、ということは非常に重要です。

たとえば、次のアクションが必要なことと、いつでも良いようなことを併記、同じページに記入したりすると、次の行動

を必要とするようなメモの内容が埋もれてしまい、アクションをせず、に忘れてしまうということがあるのです。

メモした場所どころか、メモしたことも忘れてしまったり(私だけですか)

ですから、メモ内容によって、記入する場所を変えなければなりません。しかし、一々、内容によって手帳の項をめくっていては

迅速性にかけますし、メモをとることが億劫になってしまいます。

 考えられるのは、記入する場所は1箇所であること、すぐその場所を開くことが出来ること、この条件で

考えたのが、ポストイットの活用です。システム手帳にポストイットを利用する方法は、色々なところで紹介されていますが、

書くたびにはがすという行為と、記入したポストイットの貼り付け場所に困っていました。

貼り付け場所がなくその内にポストイットをなくしたり。

そこで、まず、メモ用のリフィールページを10ページ位割きます。

そこに、付箋サイズのポストイットをあらかじめはがしてページ一面に張り詰めておきます。

写真参照
そこへ、おきたこと、すること、電話番号、などを必要と思った時にすぐに書くのです。

アクションが次に必要な時は、そのアクションが必要な月、週、日のスケジュール

ページへとポストイットを移動させます。いつでも良いこと、まだ、日時のはっきりしないメモなどは、そのページに残ることになります。

行動するべき時が決まった時点で動かせば良いのです。つまりここは、メモバンクと言えるでしょう。ここさえ見れば良いという場所です。

放っておくと、外れたポストイットと、残ったポストイットで虫食い状態になりますが、残ったポストイットはそのままに、

新しいポストイットを外したポストイットのところへ補充します。ガンに、弾を充填する気分といったら、おかしいでしょうか。

いつでもすぐに書けるという体制にしておくことがポイントです。

残ったポストイットは見直すタイミングをとり、その時までは放置です。

記入する場所の一元化ということは、メモする内容によって、記入場所を考えるというストレスから開放され、

何でも、気安く記入できる手帳の本質へと近づきました。

この方法の良いところは、今日することとして、デイリーのページに貼り付けられたことが、もし、それが何らかの障害によって、

翌日に持ちこさざるを得ないような時に、通常であれば、翌日に同じことを転記する必要がないことです。

同じことを転記するということの無駄は、手帳を使っていると感じることはございませんか?


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