畳と女房
物には、新しければ新しいほど良い物と、そうとは言えない物もあるようです。

畳は確かに新しいほうが良いですね。

最近は畳の上からカーペットを敷いてしまったり、畳の文化も薄れてしまっているのは寂しい気がします。

女房は物ではないので、コメントは控えますが・・・。

特に男の持つ物に関しては、どうも新品を持つというのはどこか気恥ずかしさを覚えるものもあります。

それは、床屋を今でたばかりのあの気分にもにています。

ものであれば、始めは新しいのが当然ですが、そこにてらいがあります。

なぜでしょう?

ある俳優は新品のスーツを壁にたたきつけ、ある者は靴を水の中にザブリ、

そうやって、新品の物達をなじませ、それから身につける。

ことの真偽はわかりませんが、新品を身につける気恥ずかしさというものは、理解できます。

古今東西の洒落者と言われる人にはその類の話が多いです。

「物」が単体で輝きすぎていると、持ち主である「者」との距離を感じさせ、

違和感をかもしだすからでしょうか。

至近な例でいえば、ジーンズなどは洗いざらし感を始めから出した物

などが売られています。

洗いざらしどころか、膝がほつれ知らない人がみたらボロボロのような状態で販売している

ものもあります。

私がユーズド、アンティークに興味があるのはその点です。

新品よりも安いという点もあるでしょう。(アンティークは逆に高くなるものもありますが)

ユーズド専門店が流行る理由もそんなところかもしれません。

他人から見れば、それらの持ち物はあたかもその持ち主とともに時節を

通りすぎてきたかのような印象を与えます。

ただ、ユーズドや、アンティークには持ち続けているという持ち主の一体感、

満足感といのは、ユーズド、アンティークからは得られないとは思いますが。

使用感のある、鞄や靴の新品というのは見かけたことがありません。

売れるでしょうか?


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