日本名? 革帯

この漢字はなんと読むでしょうか?

革帯(かわおび)と読みますか。

「ベルト」と当て字として使用しているのは見かけることがありますが、

日本語の名が思いつかないことに気が付きました。バンド、も同じ意味でつかいますね。

普段何気なくつかっていた言葉ですが、日本語がないのが不思議に思いました。

バッグには鞄(カバン)という呼び名があります。

シューズは靴(くつ)です。

英語、日本語の呼びかた、そして漢字が備わっている。

ベルトは英語ですが、それに対する日本語,呼び名がない。

上記のように、革帯をあえてベルトとしているようではあるが当て字のようである。

鞄が革で包むというまさに鞄を表す感じがでています。

靴も革が化ける?という漢字ですが、皮革が履物になるのか!という驚きから化けるという

言葉をくっつけたのでしょうか。

渡来品のそれらは日本での呼び名、漢字が備わっています。

ベルトがない。どうしてないのだろう?

鞄、靴、そしてベルトにしても明治以降日本に定着した海外渡来のモノたちです。

正確な年代はわかりませんが、それらはそんなに日本に来るのに時間的に差異があったとは

思えません。なぜにベルトの呼び名がないのか?

そのなぞに迫る!ことはできませんが、不思議です。

ベルトには唯一、革帯という漢字は存在することが救いですが、これとて一般的な

文字ではありません。

海外渡来のモノが日本に普及していく過程で「日本名」というのは誰がいつ、どうやって決めるのでしょうか?

通称や、俗称がいつのまにか正式に決定していくのか、それとも政府の機関が

これからこの文物を・・・・と呼ぶ。と決定したのでしょうか?

今まで呼び名が確立されていないところを見ると、いいのが見つからなかったのか?

ベルトに限らず、現在の服飾製品は全てと言っていいくらい海外渡来のものです。

それにあった日本名はほとんどないことに改めて気づきました。

鞄や、靴などが逆に異例なのかもしれません。

ベルトのような服飾製品だけではなく、日常使用しているものでも日本名が存在しない、

または存在するが呼ばれていないというものも結構あります。

それがなくて不具合であるわけではないのですが、日本語の使用頻度は明らかにこのようなモノが増えることにより、

減ってきているのは事実でしょう。日常使用、接するモノに合った日本語がない、必要としないということは、

日本古来からあるモノ、道具が少なくなり、それは日本文化がなくなっている、証拠であると

みることはできるでしょう。

歌舞伎や能などの伝統芸能と同じく、日常のモノも伝統品となりつつあるのかと思うと

私は国粋主義でもナショナリズムが強いわけでもありませんが、さびしい気がしました。


2006/01/08
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