財布のなくなる日

物の対価を表わすものとして、貨幣が生まれ、それを携帯するものとして財布なるものが生まれました。

財布の歴史を紐解けば、貨幣の歴史と共に変遷してきたと言っても良いでしょう。

現在、決済手段も多様化し、現金を見なくとも対価を得ることが可能になってきました。

カード社会と言われ、プラスチックマネーの興隆によりデビットカード、デポジットカード、クレジットカードなど、

貨幣にはない、情報の悪用による犯罪も現代を象徴しています。

カードを携帯するために、財布にはカードスペースが必携になりました。

それと共に現金を持つ額も減ってきました。

札びら切ってというのも見かけなくなったでしょう。

さらに、エレクトリックマネーというものが出始めました。

カードさえも必要ない、携帯電話をかざすだけで決済OK。

お金を持っているという情報をいかに携帯するか、ということになるわけです。

カードは金融機関毎の発行ですが、それを集約してしまえば確かに複数のカードを持つ必要がありません。

情報の一元化ということで財布は将来必要がなくなる。

そんな日がくるかもしれません。

財布は皮革小物製品の主たるものでしょう。

皮革好きではなくても、財布は普通皮革製品を持っています。

その財布が必要がなくなるとすれば、皮革小物メーカーも大打撃。

存亡の危機に直面するやもしれません。



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