お洒落と物の関係
ダレスバッグ、これはあくまでスーツ姿、それもダークスーツあるいは、ネイビースーツ、と相まってあくまでお洒落に見える物であり、ダレスバッグ単体ではお洒落なわけではありません。

たとえば、ジーパンにダレスバッグ、いただけません。
そんな方は見たことないですが、なぜ、ジーパンにダレスバッグがいけないのかは、
ダレスバッグの生まれた背景、使用している背景を知っているからです。

ダレスバッグはこういうときに持つ物である。という知識、ジーパンにダレスバッグを持つ事はしないという知識。

作法というのが、そのイメージに近いものかも知れません。
そういった知識の背景がお洒落には必要です。

その知識は常識の範疇であったり、またはある特定の者の間、国、文化、宗教の中でのことかもしれません。
お洒落であるか否かはところ変われば、見方も変わるわけです。

お洒落というのはこういった知識的な側面が初めに、次に、感覚的なものくるのではないでしょうか?
つまり、ここではそういった知識を規範とした範囲をわきまえている事をお洒落というのであり、美的かどうかという主観的な
判断ではないということです。

たとえば、前述のダレスバッグ、ジーパンと合せたらカッコいい、そういう方もいらっしゃるかもしれません。

それは自由です。

フランス料理を箸で食べようと自由です。よほど便利かもしれません。

物単体ではお洒落は存在せず、その持ち主がどういう環境で使用するかによって、その物がお洒落にも、かっこ悪くもなる。
ということでしょう。つまり、お洒落な物はなく、お洒落に物を使うということなのだと思います。

どういった環境で物を使用するかということを考える者が、お洒落であり、物ではないと思うのです。

シャレモノのモノは物と者の両方を指す意味で考えたものですが、そのわけには前述の意によります。

いかがでしょう?





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