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当サイトでご紹介している皮革小物の中にはキプリスシリーズが多く含まれております。
モルフォ社では、キプリスという現存の蝶をイメージとし、数々の革小物を製作しています。
海外から良質な皮革を求め、日本の工場にて製作、小物製作にこだわる会社です。
財布や、皮革小物は数多くの会社が手がけていますが、その中でキプリスがなぜ良いのか、本当に良いのか?
その良さを知るためには実際に見なければ、聞かなければ皆さんにお奨めすることはできないと考え、
同社自社工場の見学をしてまいりました。
訪問して最初の印象は、研究所かと思わせる整然とした雰囲気、それを助長させる診療服を思わせる白衣。
清潔な環境という観点からそうしているのですが、職人というイメージの場所とはほど遠いものでした。
生産性を考えれば、海外生産、特に中国などの廉価の人件費にて製作をすることも可能です。
実際にそのようにしている会社は沢山ありますし、なかでは、それを日本製作と偽って販売しているという業者も
あるようです。
製作工程、使用される道具、など他社と違う部分はそんなにない、違うのはその一つ一つの工程における、
技術者の錬度である。とのお話でした。特別な秘密があるというわけはないようです。
はたから見ればここが他社と違うという特別な物をがあるのかと思っていた私としてはちょっと期待はずれな感じはしましたが、
例えば野球選手はバットとグローブと、ボールと誰でも同じ物を使用していますが、個々人結果が違うのと同じであるな、と
思い、またどんな世界でも共通のことなんだと、考えてみれば当然のようなことに改めて得心した次第です。
現在、行われている製作工程は今後も変わることはなく、合理化という工業製品に見られる発展は今後も考えれられないというお話。
技術を継承する若い人材の養成に力を入れているという言葉を裏付けるように、
若い未来の名人が真剣に取り組む様は皆様に自身を持ってすすめるためにも頼もしい姿でした。
同社ホームページにも紹介されている、小物界の権威者 結 進 氏 自らの説明を受け、
小物づくりを肌で感じ、よりいっそう商品への信頼を確かなものにいたしました。
皮革製作は用途によって専門が分かれます。
鞄と小物は職人さんが違うのです。さらに以前は小物においても、男性向け、女性向けの職人さんがいたそうです。
小物の製作の特徴は一言でいえば、繊細さということだと思います。
小物、財布、手帳など人間が通常手にするものは自ずから細かい作業が要求されます。
武骨に仕上げるのではなく、美しくしあげる為には小物製作の繊細な技術を要します。
中でもレーニアカーフという非常に柔らかい皮革を利用した財布は,その柔らかさ故に、製作するには熟練した
技術を必要とするということを強調しておりました。
ユーザーからすれば、鞄職人さんが作ったのか、小物職人さんが作ったのかは問題ではないですが、
製品を見ればわかるようです。
モルフォ社が小物にこだわって製作している理由も理解できました。
次項からは、実際に製作現場内部、そして小物製作技術の一部をご紹介します。
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