| こだわりと執着 |
「こだわる」という言葉には、捉われるというニュアンスがあります。
そんなことにこだわるなよ、なにこだわっているんだよ、ETC・・・・。
引っかかる、そして気になる。
ちょっと陰のイメージがあります。
執着という言葉に近いかもしれません。
気になってその周りをどうすることもできずぐるぐると周る。そんな姿勢がうかがえます。
一方、厳選した、手を抜かないなど、物であれば 製作者の厳とした姿勢というものも感じることにも
使われます。
おなじ「こだわる」でもニュアンスが違うようです。
こだわるまでは良いのですがそれが過ぎると、物に捉われ、執着、過保護になる。
たとえば、スーツケース。
買ったばかりのスーツケースも空港などで預ければ投げるは倒すはきずだらけ。
それがスーツケースの使命でもあり、傷がつくのは当たり前。
こだわりがなければ傷が付こうが気にはしないでしょう。
しかしこだわりが過ぎれば執着に変わり、気になる。
中には傷がつくからと使わないなどということも!!
いくら素敵なスーツケースでも使用しなければただの箱。
こだわりと執着、その線引きが自分の中で確立されているのかが疑わしい。
自然とこだわりを持ちたい、自戒をl込めて。
「我、こだわれど執着せず。」
お客様からいただいたメールの中でそれを表現していただきました。ご紹介します。
「ものにこだわり、ものに執着せず」−まったく自分の理想ですね。
(ジェームズ)ボンドについて書きましたが、
ボンドも例の紳士も、上記の思想が体に染み付いているという点で
共通している点にふと気付きました。
ボンドの場合、格闘の後で必ずネクタイを直したり、爆発から脱出した後で
スーツのボタンをとめる、といった所作に自分はいつも熱狂して見ていますが、
結局、彼がものに「執着」していれば高価なスーツで危険な場所にはいかないでしょうし、
かといって「こだわり」をもってなければ格闘の後ネクタイを直すという発想
にならないと思うのです。
「こだわる」−「執着しない」、この2つの要素がボンドやあの紳士のなかでは、
凡人には考えられないやり方で、スマートに共存しているに違いありません。
この辺が自分の現在のテーマの1つでもありますが、むずかしいですね。
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私の言いたいところを見事に表現していただきました。
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| 傷が付くのが宿命なスーツケース。 |
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| 自らのスタイルにこだわるが、決して執着を見せないのがカッコよい。 |
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