| 気障と洒落 キザとシャレ |
『シガレットケースってどうもキザっぽくて』,
そんな言葉を耳にしました。
へぇ〜そうなんだ、なるほどキザね、キザ。
持つとキザと言われる物って少なくなったな。
シャレてるつもりでも見る人によってはキザに見えるのか・・・・。
このキザという言葉を考えてみました。
キザという言葉はあまり最近では耳にしません。
この言葉には、賞賛の気持ちが感じられません。
むしろやなやつだ、というほうが適切でしょうか。
しかし、ただいやなというニュアンスだけとは思えない、そんな感じを受けるのは私だけでしょうか。
キザとは漢字で気障と書きますが、国語辞典で調べてみると、
『 気障りの変化と言う。服装、言語、動作がきどっていて反撥をを感じさせる様子』とありました。
やはり、反撥という言葉が出てきます。
さらに気取るとは、『実際はそれほどでもないのに、カッコよさをねらったり人によく思われようと思ったり
して、ことさらに自分を飾り立てること』 (以上三省堂 新明解国語辞典)
とあります。
気に障るからまさに気障。
ではどうして気に障るのか、上記新明解の言葉をまとめれば、
服装、言語、動作が実際はそれほででもないのに、カッコよさをねらったり人によく思われようとして、
ことさらに飾り立てる、こと。であるから反撥を感じ、気に障る、つまり実際はそうでもないのに、
というところがポイントで、簡単に言えば合ってないよ。
ということなのでしょうか。ただ、飾り立てる方向性が違うのではなく、方向性はあっているが
タイミング、年齢、が違うということなのでしょう。
それは見方を変えれば、価値観、方向性は認めているということに他なりません。
f
ですから、褒めるという言葉は適切ではないかもしれませんが否定はしていないニュアンスが
感じられます。
方向性が違えば、別の言葉による表現、『変』つまり違う価値観を表す表現になるはずです。
思うに自分に近い感覚の人で自分がなし得ないことをするから多少のやっかみもあって
気に障るのではないでしょうか。
ということは気障と感じる対象は自分と五十歩百歩、大して変わらないということです。
あまりにも自分から遠くにいる、それは服装、言語、動作を含めひとは気にならない、つまり
気に障らない、気障ではないわけです。
ただ、気に障るから気障ではなく、気に障っても気障ではないこともあります。
めざわり、耳障りという言葉が適切でしょうか。
一方、洒落、
洒落、この言葉も国語辞典ではどのように解説しているでしょう。
洒落とはその場の思いつきとして、類音の語にひっかけて、ちょっとした冗談を機知によってその場の
雰囲気を和らげたり盛り上げたりする言葉の言語遊戯。これは言葉の遊びの洒落ですね。
オヤジギャグなんて言われて、機知、ウイットなどというものとちょっと乖離しているような気がしますが・・・
洒落者、これは当ショップと同じ音、どのように解説しているかというと、
『着ている物や、持ち物、アクセサリーなどの趣味がよく、心憎さを感じさせる人』
なるほど。心憎さというのが雰囲気を表しています。
さらに、洒落っ気と言う言葉も見てみましょう。
『 @ はでな服装をして人前を飾ろうとする気持ち。 A 気の利いた言動をして人をアッと言わせようとする
下心。B 洒落を言って人を笑わせてやろうという余裕のある気分。』
このように見てみますと、キザとシャレ、似ている部分と似ていない部分はどこか、
飾るという点については同じような気がします。
ただ、それが度を越すと、キザになり、心憎いと感じさせると洒落になる。
廻りを意識した配慮が洒落者には必要で、キザと思われるのはそれから幾ばくか行き過ぎている感がする。
物がキザなのではなく、持つ者と物のギャップがある場合にキザと呼ばれる、
そんな感じでしょうか。
ただ、キザも板につけば洒落になる。
そんな感じもしますが・・・・・・・・。
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