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手作り、手ごね、手打ち、手彫り、ハンドメード、手を表現したこれらの言葉には、
一般的に「高級」というイメージがあります。人間の手を介したことを強調し、機械で作ったものとの
差別化を図ろうというための言葉です。
高級と言う意味が、値段の高さであるならば、それは事実ですが、
人間の手を介せば全て高品質になるかというのは別の問題であるような気がします。
皮革の縫製を例に取れば、手縫いは機械縫いに比べて丈夫な縫製が可能です。
機械縫いは一般的に目が細かく綺麗な縫製になります。
しかし、手縫いで同じようにするには、職人にそれだけの技量を要求されます。
手間と時間も数倍かかるでしょう。そういう意味では人件費はかかりそうです。
下手な職人が施した手縫いよりも、よっぽど機械縫いの方が仕上がりが良いわけです。
手縫いは「誰が手を掛けたか」によるということが重要です。
さらに、手を掛けて効果のあるところに掛けたのかということです。
機械縫いですむところにあえて手縫いをする意味合いを感じられず、
人件費をかけ、コストアップになってしまうのでは意味がありません。
手を掛けずに済むところに手を掛けても時間と、費用のアップ以外、
全体の品質向上に貢献するとは言えません。
機械ではできない、あるいは機械の欠点を補うために手を介したことによるメリットが認められるもの
そういうものこそ、ハンドメードを謳う資格があるのではないかと思います。
ハンドメードが製品の価値にどれだけ貢献しているかを知る必要があるようです。
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